ゆったりくつろぎリフレッシュ!つくばの温浴施設をご紹介

休日の過ごし方はいろいろありますが、「とにかくのんびりリラックスしたい」という時は、日帰り温浴施設に行ってみてはいかがでしょうか。

足を伸ばして広い湯船にゆったりと浸かれば、体の芯までポカポカにあたたまります。心も体もリフレッシュできますよ。

日帰りなので思い立ったらすぐに行ける、そんな気軽さも魅力です。

そこで今回は、つくば駅から行ける日帰り温浴施設をご紹介します。

【1】スパ湯~ワールド

天然温泉が楽しめる入浴施設の「スパ湯~ワールド」。地下1241m から湧き出る天然温泉のお風呂のほか、高濃度の炭酸ガスが溶けた炭酸泉もあります。

入浴エリアは「日本風呂」と「ローマ風呂」に分かれていて、それぞれのテーマに合わせたデザインが楽しめるのも魅力です。

▲日本風呂のエリアにはひとりでのんびり天然温泉に入れる五右衛門風呂も。

▲ローマ風呂のアポロ風呂は炭酸泉。大理石と彫刻に囲まれて古代ローマの雰囲気がたっぷり。

サウナや岩盤浴もあるのでその日の気分に合わせて選べますね。

▲岩盤浴では気持ちよく汗をかいてスッキリ。

リラックスルームには休憩にピッタリのリクライニングチェアが完備。

▲入浴の後はリラックスルームへ。リクライニングのチェアで休憩タイム。

そのほか、ボディケアやエステのメニュー(別途有料・予約制)もあるので自分へのご褒美にしてもいいですね。

入浴後のお食事やお芝居見物を楽しんだり、と1日中のんびり過ごせます。

施設名:スパ湯~ワールド
住所:茨城県つくば市下原370−1
アクセス:つくば駅/バス停「クレオ前」から学園南循環(バス)「気象台」下車(所要時間約15分〜20分)、徒歩約3分。
HP:https://spa-youworld.com/

《施設情報》
温泉◯ 露天風呂:◯ サウナ:◯ 岩盤浴:◯ 食事施設:◯

【2】つくば温泉 喜楽里 別邸

地下1620mから湧き出た温泉が楽しめる施設「つくば温泉 喜楽里別邸」。

露天エリアには源泉かけ流しの露天風呂や、お湯に浸かりながら寝ころべる「寝ころび湯」などのユニークなお風呂も。

▲源泉かけ流しの露天風呂。木々を眺めながら開放感に浸れます。

また、高濃度炭酸泉の内風呂や、蒸気の熱波が出るロウリュウサウナもあります。

▲広々とした内湯は高濃度の炭酸泉。炭酸ガスが溶け込みやすい37°C前後の温度に設定されているとのこと。

▲30分おきに蒸気の熱波が出るロウリュウサウナで、たっぷり汗をかいてデトックス。

岩盤浴は洞窟のような小部屋に入ってプライベートな空間でリラックスできる蜂巣洞(はちのすどう)や、種類の異なる鉱石を使った5種の岩盤浴などがあり、気分に合わせて選べるのも楽しいですね。

女性専用エリア以外は男女共有スペースです。夫婦やカップルで一緒に岩盤浴を楽しめます♬

▲広々とした空間をあたためているのは室内中央に設置された「火釜(プルガマ)」。岩盤浴の種類も豊富です。

館内はおちついた和のデザイン。お休み処にはゆっくりと横になれるカウチソファやリクライニングチェアがあり、入浴後に一休みできます。

▲お休み処にはリクライニングチェアや横になれるカウチソファも。

お風呂上がりのお食事には、旬の食材を使った和食中心のこだわりメニューのほか、自慢のデザートなど多彩なラインナップが楽しめます。

施設名:つくば温泉 喜楽里 別邸
住所:茨城県つくば市西大橋614−1
アクセス:つくば駅からつくばエクスプレス「研究学園駅」下車(所要時間2分)、徒歩約15分。
HP:https://www.yurakirari.com/kirari/tsukuba/

《施設情報》
温泉:◯ 露天風呂:◯ サウナ:◯ 岩盤浴:◯ 食事施設:◯

【3】筑波山温泉 つくばの湯

3つ目は日帰りで行ける筑波山の温泉をご紹介します。

筑波山の麓にある「筑波山温泉 つくばの湯」が2023年にリニューアル。つくば駅から約45分で大自然の中の本格的な温泉が楽しめるのが魅力です。

▲開放感たっぷりの露天風呂で大自然に囲まれリラックス。

筑波山の木々に囲まれた露天風呂は、清々しい空気の中でゆったりと入浴できます。

また、内湯にも大きな窓があるので、筑波山の自然の景色を堪能できるのがいいですね。

▲大きな窓がある内湯。自然の景色を楽しみながらくつろげます。

サウナや水風呂のほか、貸切の家族風呂(別途有料・予約制)もあります。

▲サウナで木の香りに包まれながら、気持ちよくたっぷりの汗をかいて。

▲貸切の家族風呂。家族や夫婦、カップルで楽しめます。外には露天風呂も。(別途有料・予約制)

レストランのメニューは、和食・洋食、麺類など充実しています。

▲広々としたレストラン。大きな窓から見える景色と一緒に食事を楽しめます。

おつまみのサイドメニューもあるので、入浴後には景色を見ながらビールをのんびり楽しんで。

施設名:筑波山温泉 つくばの湯
住所:茨城県つくば市筑波64-9
アクセス:つくば駅から筑波山行シャトルバス「筑波山神社前口」(所要時間約35分)下車、徒歩約10分。
HP:https://tsukubanoyu.com

《施設情報》
温泉:◯ 露天風呂:◯ サウナ:◯ 岩盤浴:× 食事施設:◯

【4】まとめ

つくば駅から行ける温浴施設をご紹介しましたがいかがだったでしょうか。家族や友人と訪れたり、1人でのんびりリフレッシュしたり、と気分に合わせて過ごせるので、何度行っても楽しめますね。

この週末にでもぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。

※本記事は2024年4月3日時点の情報です。掲載情報が現在と異なる場合がありますので、必ずご確認ください。
※各施設へのアクセス所要時間は施設HP掲載のもの、又はgoogle MAPの検索結果を記載しています。曜日時間帯や交通事情等により所要時間は異なりますのでご注意ください。また、複数のルートがある場合は検索結果の内の所要時間が最も短いもののみ記載しています。
※施設の情報についてのお問い合わせは直接各施設へお問い合わせください。

つくば駅周辺の遊びを紹介!【④学生が遊ぶ】

つくば駅の周辺の「遊び」を紹介する連続企画、いよいよ今回が最終回となります。(第1弾から第3弾はこちらをご覧ください→「①子どもと一緒にファミリーで遊ぶ」「②夫婦やカップルで遊ぶ」「③大人が遊ぶ」)

第4弾は学生が楽しむ遊びを紹介します。

つくばには筑波大学をはじめとして複数の教育機関があるので、学生も多く生活しています。そこで、今回は若者の文化に注目。学生に人気のスポットや遊びを紹介していきます。

1 ラーメン屋巡り

つくば市はラーメンの激戦区としても知られています。もちろん学生たちもラーメンが大好き。

定番のラーメンからユニークなラーメンまで、さまざまなラーメン屋さんがあります。

なかには、学生に大盛りや煮卵を無料でサービスしてくれるラーメン屋さんも!

色々なお店のラーメンを食べ比べて、自分のお気に入りのラーメン屋さんを探してみるのも楽しいですね!

2 古着屋巡り

流行が途絶えない古着文化。つくば市にも古着屋さんが複数あります。

なかにはつくばならではの個性的なお店もあり、見るだけでもテンションが上がります!

古着屋さんをはしごする、そんな休日の過ごし方も楽しいですね。もしかしたら掘り出し物に、出会えるかも!

詳しくはこちらの記事でも紹介していますので参考にしてみてください。

3 お風呂巡り

広い湯船でゆったりとくつろげる日帰り温浴施設。実は学生にも人気です。

大きな湯船にゆったりと浸かれば体の芯までポカポカに。足を伸ばしてリラックスできるのが良いですね。

お風呂上がりの冷たいドリンクも最高です!

つくば駅から行きやすい日帰り温浴施設もいくつかあるので、さっそく行ってみては?

4 まとめ

全4回にわたって、さまざまなシーンに合わせた遊びを紹介してきましたがいかがでしたか。

つくば駅周辺は、誰もがそれぞれ思い思いの楽しみ方で過ごせる、魅力がいっぱいの空間です。もちろん、今回紹介した以外にも、つくばにはまだまだたくさんの、楽しい体験ができるスポットがありますよ。

いろいろと探索してみて、是非、自分らしいつくばライフを見つけてくださいね。

ライター 楢戸愛梨

※本記事は2024年2月2日時点の情報です。掲載情報が現在と異なる場合がありますので、必ずご確認ください。

自分らしいファッションを楽しもう!つくばの古着屋さんをご紹介

流行が途絶えない古着文化。「古着」と一口に言っても、レア物やハイブランド品などの、希少価値がある高価な “ヴィンテージ古着”や、誰かが一度は着用した広い意味での“ユーズド古着”、海外からバイヤーが輸入した“インポート古着”など、色々な種類があります。

「古着」には多くの魅力があると思いますが、その中でも「個性的なファッションができる」「他の人と被らない自分らしい着こなしができる」という点が、大きな魅力の一つと言えるのではないでしょうか。

そこで今回は、つくばで古着のファッションが楽しめるおすすめのお店をご紹介します。

【1】THE SUN vintage

「服を通して文化を創る」がコンセプト、2021年12月にオープンしたレディースヴィンテージショップです。

2階はヘアサロンになっていて、ヘアスタイルだけでなく、ファッションと合わせたコーディネートの提案もしてくれるそうですよ。

▲さまざまなアイテムが並ぶ店内。シンプルな内装がかわいい古着たちを引き立てます。

1つ1つのアイテムを丁寧に、繊細に、慈しみを持って扱っているとのこと。古着への愛が感じられますね。店内には厳選された古着たちが並んでいます。

▲厳選された古着たちは、一点ごとに表情が異なるのも魅力。

また、公式Instagramでは新規入荷商品の紹介だけでなく、スタッフの方をモデルにしたコーディネートの紹介もしているので、参考にしてみてはいかがでしょうか。

住所:茨城県つくば市東新井13-3 1F Instagram

【2】古着屋リリバレ《閉店しました》

筑波大学の大学生が運営しているという、ちょっと珍しい古着屋さん。メンズもレディースも品揃えはピカイチです!

▲見やすい店内にはおしゃれなアイテムがたくさん!


店員さんも学生の方なので、話しやすさも抜群です。アットホームな雰囲気で気軽にコーディネートの相談ができるのも魅力ですね。

▲お店のスタッフは笑顔がカワイイ大学生!コーディネートの相談もしやすいですね。

また、古着を販売する以外にも、おもしろい企画をいろいろと用意しているそうです。2024年3月11日には、つくばカピオで古着の祭典「リリバレフェス」を開催予定。

ファッションショーやアーティストのステージなどあるそうなので楽しみですね!

住所:茨城県つくば市天久保3丁目15-5 Instagram

【3】セカンドストリートつくば学園店

全国に店舗を構えるセカンドストリート。

茨城県にもいくつか店舗がありますが、その中でヴィンテージアイテムの取り扱いが特に充実しているのがつくば学園店です。

▲たくさんのヴィンテージアイテムが並ぶ店内。どれを買うか迷ってしまいそう。

また、アメカジブランドのアイテムも豊富にそろっています。

▲POLO RALPH LAURENをはじめとしたアメカジブランドも多数そろっているので、アメカジ好きには嬉しいですね。

セカンドストリートでは珍しく、レディースの古着コーナーがあるのもつくば学園店の魅力。

▲レディース古着コーナーにはシューズやバッグなどのアイテムも並んでいます。

バラエティ豊かな品揃えなので、店内を色々と見ているだけでも楽しい時間が過ごせますね。

住所:茨城県つくば市東新井31-13 HP

【4】まとめ

いかがでしたでしょうか。
つくばには、若者から大人まで、古着の文化に触れられる魅力的な古着屋さんがたくさんあります。是非気になったお店に足を運んでみてください。お気に入りのアイテムに出会えるかも!

ライター 楢戸愛梨

※本記事は2024年1月26日時点の情報です。掲載情報が現在と異なる場合がありますので、必ずご確認ください。

つくば駅周辺の遊びを紹介!【③大人が遊ぶ】

つくば駅の周辺の「遊び」を紹介する記事の第3弾、今回は大人が楽しむ遊びに注目していきます。(第1弾、第2弾はこちらの記事「①子どもと一緒にファミリーで遊ぶ」「②夫婦やカップルで遊ぶ」をご参照ください)

子どもが楽しむ施設は、大人だけで行くとちょっと物足りない、と思うことがあるのではないでしょうか。

つくばには、大人だけで行っても楽しめるスポットがたくさんあります。家族や友人同士、また一人で行っても楽しい、そんな大人の「遊び」をご紹介します。

1 建築めぐり

意外に思われるかもしれませんが、実は、つくば市には有名建築家の建築がズラリ。

つくば市を代表する世界的建築である「つくばセンタービル(磯崎新1983)」をはじめとして、「松見公園の展望塔・レストハウス(菊竹清訓1976)」や、つくばらしさが出る「南3駐車場(伊東豊雄1994)」など、美しくも機能的な建築物が点在しています。

建築家の磯崎新氏が設計したつくばセンタービル。タイルの貼られた広場の床は、ミケランジェロの作品を引用したと言われているそうです。

それぞれの建物の歴史やテーマを調べて、実物を見てみるのも楽しめます。

伊東豊雄氏が設計したつくば南3駐車場。白いメインフレームと、大胆に外側に張り出したスロープが特徴的です。

ひとつひとつの建築に「つくば」というまちを絡めながら観察していくと、新しい発見があるかもしれませんね。

2 ショッピング

つくば駅周辺には、トナリエを中心にショッピングモールが連なっています。

大型ショッピングセンター「トナリエつくばスクエア」。つくば駅直結なので気軽に立ち寄れます。
“CREO” “Q’t” “MOG”の3つの建物があり、ショッピングはもちろん、飲食店やクリニックなどさまざまなサービスが揃っています。

筑波山が近いこともあり、mont-bellやogawa GRAND lodgeなど、特にアウトドア用品やショップが充実しています。見ているだけでもワクワクしますね。

“Q’t”の3階はアウトドア専門店街。ogawa GRAND lodgeやmont-bellもあり、見るだけでも楽しめそう!

また、駅周辺は、ショッピングセンターがペデストリアンデッキに面しているため、車を気にせずに色々なお店を回れます。大人だけで思いっきりショッピングに注力することができますよ。

ショッピングの合間にちょっと休憩したい時も、ペデストリアンデッキにベンチがあるので便利ですね。

お気に入りのアイテムを大人買いしたり、色々なお店をはしごしながらウィンドウショッピングをしたり。大人ならではの楽しみです。

3 公園やソトカフェで読書

駅周辺に多い公園や、ペデストリアンデッキにあるフリースペース「ソトカフェ」で、風を感じながら本を読むのもおすすめです。

ペデストリアンデッキのベンチに座ってのんびり読書するのも良いですね。

美味しいコーヒーのお店も多いので、テイクアウトしてもGOOD!つくば駅周辺のおすすめのコーヒーショップはこちらの記事でもご紹介していますのでご参照ください!

つくばセンター広場には無料で使用できる椅子とテーブルがあるので、テイクアウトしたコーヒーをゆったりと楽しめます。

緑が多く、木漏れ日があたる午後、コーヒーを片手に読書してみる、そんな過ごし方はいかがでしょうか。

今回は大人の遊びのスポットをご紹介しましたが、つくばには他にもさまざまなスポットがあります。是非いろいろ探検して、自分なりのおすすめのスポットを探してみてください。

次回の第4弾は、学生の遊びに注目していきますのでお楽しみに!

ライター 楢戸愛梨

※本記事は2023年12月6日時点の情報です。掲載情報が現在と異なる場合がありますので、必ずご確認ください。

つくば駅周辺の遊びを紹介!【②夫婦やカップルで遊ぶ】

つくば駅の周辺は、老若男女問わず、さまざまな人が「遊び」を楽しめる空間です。

子どもと一緒にファミリーで遊ぶスポットはこちらの記事でご紹介しましたが、今回は、夫婦やカップルで遊べる過ごし方に注目してみました。

つくばは子育て世代だけでなく、若いカップルや夫婦も楽しく遊べるスポットがたくさん。
2人でゆったりとした時間が過ごせるおすすめのスポットを紹介します。

1 プラネタリウムでデート

つくば駅徒歩5分のつくばエキスポセンターは、科学技術や身近な科学などに親しんでもらうことを目的とした科学館です。

エキスポセンターは屋外展示場にそびえ立つH-IIロケットの実物大模型が目印です。(画像提供:つくばエキスポセンター)

この中でも特に人気があるのがプラネタリウム。

こども向け番組やつくばエキスポセンターが企画制作したオリジナル番組など上映プログラムも豊富です。(画像提供:つくばエキスポセンター)

世界最大級のプラネタリウムでは大迫力の映像と美しい星空の世界が楽しめます。

星空解説番組では、スタッフが生解説で今日見られる星や宇宙について楽しく解説。(画像提供:つくばエキスポセンター)

星空を見ながら宇宙の神秘に思いを馳せる、そんな過ごし方もロマンチックですね。

つくばエキスポセンター
茨城県つくば市吾妻2-9  
 プラネタリウム券(展示場+プラネタリウム):おとな(18歳以上)1,000円

2 ペデストリアンデッキで散歩

つくば駅周辺に連なるペデストリアンデッキでは、多くの人々がそれぞれの時間を楽しんでいます。散歩をしたりジョギングをしたり。

車が通らず道幅も広々。自分のペースで散歩やジョギングを楽しめます。

ペデストリアンデッキは自動車が通らない道路なので安全性が高く、安心して散歩を楽しむことができます。

街路樹を見ながら季節を感じたり、ベンチに座って休憩したり。

また、木々に囲まれた道路が多いため、自然の豊かさを感じながら紅葉を楽しむなど、四季折々の自然に触れながら散歩を楽しむことができます。

近くのカフェでテイクアウトしたコーヒーを飲みながら、二人でまったり過ごす、そんな過ごし方も楽しいですね。

ペデストリアンデッキについて詳しくはこちらの記事でも紹介していますので参考に見てみてください。

3 研究所の展示館でデート

つくばには多くの研究機関が立地しており、その中には科学の成果を展示する展示館が併設されているところもあります。

普段は触れ合うことが無いようなものがたくさん展示されているので、見ているだけでもわくわくしますよ。

ロケット広場に展示されているのは実際に打ち上げるために作られた本物のロケット。大きさに圧倒されます。(C)JAXA


例えばJAXAの展示館には、実物大の人工衛星や本物のロケットエンジンなどが展示されています。

展示館「スペースドーム」の入り口にある地球の模型「ドリームポート」。100万分の1の大きさです。(C)JAXA

普段とは違う世界と触れ合えて、宇宙ってこんなものなんだ、と面白く見ることができます。

展示されている「だいち2号」は陸域観測技術衛星2号。2014年に打ち上げられ、現在も運用中です。(C)JAXA


そのほかにも多くの展示館があるので、自分のお気に入りの展示館を探してみるのも楽しいですね。

JAXA筑波宇宙センター
茨城県つくば市千現2-1-1

つくばのサイエンス施設について詳しくはこちらの記事でも紹介していますので参考に見てみてください。

今回は夫婦やカップルで遊べる過ごし方をご紹介しましたが、もちろん、これ以外にもいろいろな楽しみ方があります。ぜひお気に入りの過ごし方を探してみてください。


次回は大人の遊びをテーマにご紹介していきますのでお楽しみに!

ライター 楢戸愛梨

※本記事は2023年11月2日時点の情報です。掲載情報が現在と異なる場合がありますので、必ずご確認ください。

つくば駅周辺の遊びを紹介!【① 子どもと一緒にファミリーで遊ぶ】

 

つくばは自然や科学の街という印象ですが、駅周辺では平日も休日も多くの人々がすれ違い、その年齢層はさまざま。老若男女問わず過ごせる遊び場が集結しています。

そこで今回は、子どもと一緒にファミリーで遊べる過ごし方に注目してみましょう。 

休日の午後には家族で溢れるつくば駅周辺。つくば駅周辺に張り巡らされているペデストリアンデッキは車が通らないため、子どもが全力で遊んでも安心して見守ることができます。

そんなつくば駅周辺の中でも特に人気がある、つくばの魅力が詰まった遊び方3選をご紹介します。 

1 つくばセンター広場で楽しく遊ぶ 

▲噴水で遊ぶ子どもたちを見守りながら、椅子に座ってコーヒーを飲むのもいいですね。

つくば駅に隣接しているつくばセンター広場は、子どもが遊びを楽しむ中、家族も日常を楽しめる憩いの場となっています。

▲木陰のベンチでひと休み。リラックスして通行する人たちを眺めているのも贅沢な時間です。

子どもたちが広大な広場やそびえたつ噴水で活発に遊び、その様子を眺めながら美味しい料理やお酒を愉しんでいる家族の姿もよく見られます。

▲階段を上ったり下りたりするだけでも、小さな子どもにとっては遊びのひとつに。

また、休日にはさまざまなイベントが開催されており、大人も子どもも遊べるコンテンツが盛りだくさんです。 

▲センター広場で開催されたパン祭りの様子。美味しいパンを買って嬉しそうなファミリー。

週末の予定がまだ決まっていなければ、つくばセンター広場に行ってみるのはいかがでしょうか。

2 公園でくつろぐ 

▲中央公園の噴水。のんびり散歩したり、ベンチに座って池を眺めたり。ランチにもぴったり。

つくば駅周辺には、隣接する中央公園だけでなく多くの公園が存在します。

ほとんどの公園には芝生の広場があるので、子どもがのびのびと遊べます。

▲せんぬきのような形の展望塔が特徴の松見公園。広い芝生の広場で子どもたちが元気に遊んでいます。

近くのパン屋さんでパンを買って、公園でピクニックをしたり、ボール遊びをしたりと、つくばの休日は、たくさんの家族が公園で思い思いの時間を過ごしています。

▲つくば駅の目の前にある中央公園にも広い芝生の広場があります。

それぞれの公園ごとに違った景色を楽しめるので、その時々で場所を変えて、色々な公園に足を運んでみるのも良いですね。

家族で遊べるお気に入りの公園を探してみてはいかがでしょうか。 

つくば駅の周辺の公園はこちらの記事でも紹介中!ぜひご覧ください!

3 親子でものづくり体験 

つくば駅周辺では、科学をはじめとしたものづくりが体験できるイベントがたくさん開催されています。

例えばつくばの交流拠点である「co-en」では、木のおもちゃで遊んだり組み立てたりできる「親子木育講座」や、研究者を呼んで子どもたちに科学体験をしてもらうワークショップなど、多くのイベントが行われています。 

夏休みには、「夏休みの宿題を市内の研究者と一緒にやろう」がテーマの夏休み宿題フェスを開催。面白い科学体験が夏休みの思い出になって、宿題もできるなんでうれしい限りですね! 

また、科学に触れられるだけでなく、親子で一緒に取り組むことで交流が深まること間違いなしです。

▲7月29日に開催された夏休み宿題フェスの様子。それぞれの班ごとに課題に取り組みます。(写真提供:co-en)
▲ミドリムシ(ユーグレナ)を観察するためスライドガラスに水を垂らしています。(写真提供:co-en)
▲目に見えない野生の酵母を培養して肉眼で観察しています。(写真提供:co-en)
▲最後はみんなで記念撮影。すてきな夏休みの思い出です。(写真提供:co-en)

「co-en」とは https://co-en.space/ 

今回は子どもと一緒に家族で遊べる過ごし方をご紹介しましたが、つくば駅周辺はそれ以外でもさまざまな楽しみ方で過ごせる空間です。是非、自分らしいつくばライフを見つけてみてください。 

次回は夫婦やカップルで遊べるスポットなどをご紹介しますのでお楽しみに! 

ライター 楢戸愛梨

※本記事は2023年10月3日時点の情報です。掲載情報が現在と異なる場合がありますので、必ずご確認ください。

やすらぎのひとときを彩る薫り高い珈琲~つくばでおすすめのコーヒーショップ&カフェ

独自の食文化を育んできたつくばには、こだわりのコーヒー専門店も数多くあります。その人気ぶりは、「つくばコーヒーフェスティバル」というイベントも開催されるほどです。

つくばで愛されるコーヒーショップ&カフェをご紹介しながら、その魅力を探りましょう。

淹れたてのコーヒーでくつろぐ至福のひとときを、ぜひつくばでご体験ください。

【1】コーヒーファクトリー(COFFEE FACTORY)つくば本店/スペシャルティコーヒーの専門店

公園散策の途中に自家焙煎コーヒーでホッとひと息

水と緑に包まれた洞峰公園のすぐ近くにあるコーヒーショップです。オープンは1985年、マスターはコーヒー品評会の国際審査員を務めた経験があり、スタッフにも数々の受賞歴をもつバリスタがそろいます。

▲窓外に洞峰公園の緑が映える店内
▲こだわりの豆を多数用意。手軽に淹れられるドリップパックも

そんなスペシャリストが淹れてくれるのは、こだわり抜いた上質の豆だけを使った「スペシャルティコーヒー」。これは日本で流通しているコーヒーのわずか5%ほどしかない本物志向のコーヒーだそうです。徹底した品質管理と卓越した焙煎技術が叶える最高の一杯は、数多くのリピーターに愛される証です。

▲本日のコーヒー(上)と、ラテアートが美しいカフェラテ(下)

時間をかけて丁寧に抽出する本日のコーヒー、ラテアートが映えるカプチーノをはじめ、豆の種類も豊富で、メニューはバラエティに富んでおり、フレンチトーストや美味しいスイーツもそろいます。

▲ジャムとクリームをつけて食べる英国風スコーンも人気

レンタルポットサービスやテイクアウトも可能なので、ぜひ隣接の公園散策へ出かけてみては。思い思いの素敵なカフェタイムを過ごしてみてください。

コーヒーファクトリー つくば本店】 
所在地/茨城県つくば市千現2-13-1
電話番号/029-851-2039
営業時間/9:00~18:00(L.O.17:30)
定休日/木曜日

【2】サザコーヒー つくば駅前店/茨城発×コロンビア産、しあわせな香りを運ぶ老舗店

自社農園で育てた豆を使用、ゆったり過ごせる駅前カフェで本格コーヒーを

「サザコーヒー」の創業は1969年、ひたちなか市に本店がある茨城発祥の本格的なコーヒーチェーンです。コロンビアに自社農園を持ち、「最高のコーヒーをつくりたい」という信念を貫いています。つくば地区の店舗では、筑波大学アリアンサ店でコーヒー豆を焙煎しており、筑波大学と共同開発したコーヒーも実現しました。

▲明るく広々とした店内
▲販売しているコーヒー豆の種類も豊富

つくば駅前店は、便利な立地と広い店内が支持されています。

▲将軍珈琲。カップにも高級感が感じられます

将軍慶喜公ゆかりのコーヒーとして有名な「将軍珈琲」は、フランス風の深煎りで濃厚な味わい。ミルクとの相性もよく、店内で「将軍カフェラテ」も頂けます。

▲コーヒーと一緒にケーキも。こちらは本日のケーキ。ショーケースから選べます

バリスタが淹れる本格コーヒーには、地域限定「筑波大学アリアンサエステートコーヒー」なども用意され、フードメニューも豊富です。

▲フードメニューも豊富。こちらはスペイン風オムレツのキッシュ

利用目的も広がり、ついつい足しげく通ってしまいたくなりますね。豊富なコーヒー豆をはじめ、焙煎したての香りと美味しさが味わえる「カップオン」などもオンライン販売で購入可能ですから、自宅でも気軽に“サザコーヒー”を楽しめます。

サザコーヒー つくば駅前店】 
所在地/茨城県つくば市吾妻1-8-10-17 BiVi 1F
電話番号/029-828-5151
営業時間/8:00~19:00
定休日/不定休

【3】トライブ/世界各地から厳選したスペシャルティコーヒー豆の専門店

良質のスペシャルティコーヒー豆を厳選、自宅でバリスタ気分を味わおう

テレワークなどの理由から、自宅でコーヒーを淹れる機会が増えた方も多いかと思います。通勤前の慌ただしさから解放され、豆から挽いてこだわりの一杯を。そんな方におすすめなのが、「つくば」駅から徒歩10分の場所にある「トライブ」です。

▲お店の前の椅子に座ってコーヒーを飲んでも◎

取り扱う豆の種類はブレンドも含めて常時、十数種類。信頼できるコーヒー専門の輸入会社から、厳選したコーヒー豆のみを買い付けているとのこと。買い付けるスペシャルティコーヒー豆はどれも良質なものばかりで、評価された豆であっても店主が感動しなければ扱わないという厳選ぶり。

▲コーヒー豆の焙煎の様子
▲オリジナリティのあるラベルデザインが可愛らしい

甘い香りとフルーティな酸味が特徴の「グアテマラ」や、人気の定番「トライブブレンド」などが用意されています。淹れたてのコーヒーを店内で味わえ、テイクアウトも可能。購入した豆にあった挽き方や淹れ方をスタッフが説明してくれるそうなので安心ですね。

▲ラテアートが綺麗なカプチーノ
▲手軽に淹れられるドリップパックも販売

なお、オンラインショップでもコーヒー豆を購入できるそう。ぜひご自宅で、上質なコーヒーアロマに包まれて、ちょっと贅沢なおうちカフェを楽しんでみてはいかがでしょうか。

トライブ】
所在地/茨城県つくば市東新井20-7-101
電話番号/029-875-6455
営業時間/10:00~19:00
定休日/月曜日(祝日の場合は営業)

【4】フレスタプラス@あらの珈琲/自家焙煎コーヒー豆とワインの専門店

薫り高いコーヒー豆と自家製リキッドアイスコーヒーは贈り物にも

お店は並木ショッピングセンター内にあり、店内で自家焙煎されたコーヒー豆と、普段飲みのワインを求めるリピーターが数多く、地元で愛される人気ショップです。

▲さまざまな種類のコーヒー豆が陳列されている店内。小さめのカフェスペースが併設
▲それぞれの豆の特徴がわかりやすく記載されている

コーヒー豆とワインの組み合わせはちょっとユニークですが、自宅で過ごす時間が増えた今日この頃ですから、こんなお店が身近にあったらとてもラッキーですね。

焙煎人である店主がこだわるのは、いつどこで誰が淹れても最高に美味しいコーヒー。イタリアワインも自らセレクトし、店主のこだわりが活かされています。産地や作り手の違いを楽しめる飲物という点では、コーヒーとワインには共通する魅力があるのかもしれません。

▲人気の自家製リキッドアイスコーヒーとカフェオレベース。ブルーのラベルが爽やか

店主のこだわりが詰まった、自家製のリキッドアイスコーヒーやカフェオレベースは、自宅用だけでなく贈り物としても人気とのこと。オンラインでも購入できます。

▲こだわりの生地で外はサクサク、中はもっちりのワッフル。テイクアウトもOK

また、併設のカフェではドリップコーヒーなどのドリンクと自家製ワッフルも頂けるそう(繁忙期はテイクアウトのみ)。コーヒーやワインの勉強会、試飲販売会なども開催されているので、興味のある方は参加されてみてはいかがでしょうか。

フレスタプラス@あらの珈琲】 
所在地/茨城県つくば市並木4-4-2 並木ショッピングセンター 105
電話番号/029-879-5856
営業時間/10:00~19:00(L.O.18:30)
定休日/水曜日

【5】編集後記

つくばは美味しいベーカリーだけでなく、コーヒーショップも充実した街です。今回ご紹介した各店舗のクオリティの高さに、あらためて、つくばにおけるコーヒー文化の深さ、多様性を感じました。つくばには何事にも“究める”土壌があるのかもしれません。

また、コーヒーフェスティバルが今年も11月に開催されるとのこと。楽しみですね。

チェーン店の味に慣れてしまった昨今ですが、あらためて、名店の淹れたてコーヒーをゆっくり味わいたい気分になりました。みなさんもぜひ、お気に入りのコーヒーショップを探してみてください。

ライター 藤井涼子

※本記事は2023年08月3日時点の情報です。掲載情報が現在と異なる場合がありますので、必ずご確認ください。

【取材レポート】パンの街つくばで、「つくばパンまつり」を開催

研究学園都市つくばには、“ホンモノ”を知る国内外の食通たちがいっぱい暮らしています。そんな人々を満足させるために、しのぎを削ってきたつくばのパン屋さん。いつしか、つくばは「パンの街」と呼ばれるほど、美味しいパンが溢れる街になりました。そんな街にぴったりのイベント『つくばパンまつり』をご紹介しましょう。2019年に第1回を開催し、今回は第3回として2023年~の2日間にわたり、つくばセンター広場で開催されました。

【1】イベントレポート(1)/県内外の人気ベーカリーが出店

お子さん連れのファミリーなどたくさんの人で賑わいました

イベント初日、好天に恵まれ、会場には出店ブースとなるオレンジやパープルのカラフルなテントが並び、とても華やか。お子さん連れのご家族が多く、「わたしはメロンパン!」そんな可愛らしい声もそこここに。幅広い年齢層の人々で賑わいました。

イベントには、つくば市周辺や県内外を含め、2日間で19ものパン店が参加。各店自慢のパンが一斉にそろうとあって、食べ比べも楽しめる、またとないチャンスとなりました。各ブースには長蛇の列もできるほどの盛況ぶり。コーヒー店も出店していたので、ドリンク&パンを買って、飲食スペースで、そのままランチタイムを楽しむご家族もたくさんいらっしゃいました。

[TOPIX]お目当ての商品が売り切れてしまったらどうしよう‥そんな心配は不要です。イベント当日確実にパンを受け取れる「パンの事前購入企画」が導入されており、イベントHPから申し込むことができます。次回も導入されたら、ぜひ利用してみてください。

人気パン店がそれぞれ選りすぐりの商品をそろえました。どれも美味しそうで、選ぶのに一苦労。飲食スペースでは選んだパンで早速ランチタイムです。

■イベントDATA:『つくばパンまつり』
日時:2023年5月27日(土)・28日(日) 11:00~16:00 会場:つくばセンター広場
主催:つくばパンまつり実行委員会 共催:つくばまちなかデザイン株式会社
協力:つくば市、つくばセンター地区活性化協議会

【2】イベントレポート(2)/キッチンカーやワークショップも参加

パンだけでないパンまつり、お子さんが体験学習できるスペースも

イベント案内所では、「つくばパンまつり まっぷ」が配布されていたので、次回参加を予定されている方は、ぜひゲットしましょう。参加店舗名と場所が一目で分かるので、とても便利です。

イベントには、パン店以外にも、コーヒー店、フード店が参加し、キッチンカーも登場。いずれも美味しそうで、目移りしてしまうほどです。さらに、飲食以外に、研究機関と連携したワークショップ・キッズコーナーも開設されていました。ラジコン特設コーナーもあり、お子さんたちが、楽しくアカデミックな体験ができる場所となっており、まさに、産学官連携推進事業が活発な、つくばならではのイベントと感じました。

[TOPIX]つくば市のシンボルキャラクターの一つ「ツクツク」は、市の鳥「フクロウ」をモチーフとしていますが、つくばパンまつりのキャラクターも同じく「フクロウ」です。「つくばパンまつり まっぷ」にも描かれており、パンの上に乗っていて‥可愛いですね。知恵や学問を象徴する「フクロウ」は、研究学園都市のつくばらしいモチーフといえますね。

各ブースには美味しそうなパンがずらりと並びました。

【3】つくばセンター広場/人々の交流が生まれる賑わいの場

暮らし中に息づく広場は楽しく、心地よく

「つくばパンまつり」は、駅前のつくばセンター広場が会場となりました。ペデストリアンデッキの記事でもご紹介しましたが、この広場は街の中心に位置しており、すべてのペデがつながっているそうです。人々が集まりやすく、イベント会場にぴったりですね。帰宅途中だったのでしょうか、会場から少し離れたペデのベンチで、パンをほおばるご家族の姿も。イベントの賑わいが、センター広場からペデ沿いに街全体へ広がっているような感覚でした。同広場では、年間を通して週末を中心に様々なイベントが催されているそうです。

[TOPIX]つくばセンター広場は、1983年に筑波研究学園都市のシンボルとして整備されました。ちょうど今年で40年、いまでは木漏れ日の中で噴水を見ながらゆっくりくつろげる広場として愛されています。設計は建築家の磯崎新氏、イタリア・ローマのカンピドリオ広場をモチーフにデザインされたといいます。

人々が行き交う広場だから、ふらりと立ち寄る方も。パンエリアにはパンを買う人の行列ができていました。

【4】編集後記

人気ベーカリーが一堂に会した「つくばパンまつり」は、パン好きの方のみならず、多くの人々が楽しめるイベントでした。その盛況ぶりに、“パン文化”を育んだ、つくばの歴史、街、人に思いを馳せました。購入したパンを自宅で味わいながら、イベントに参加したパン屋さんもお客さんも、本当に幸せそうだったと、思い起こしました。みなさんも、ぜひ“パンの街つくば”で、素敵なパン店を探してみてください。

ライター 藤井涼子

※本記事は2023年06月20日時点の情報です。掲載情報が現在と異なる場合がありますので、必ずご確認ください。

食卓はいつも焼きたてパンの美味しい香りに包まれて~地元に愛される、つくばのベーカリー

「研究学園都市」つくばが、「パンの美味しい街」としても有名なのをご存じでしょうか。その歴史をひもとくと、研究機関が集積するつくばには、海外の研究者や留学生、そして海外を経験した帰国組も数多く暮らし、パン文化を育む土壌が培われてきたようです。近年では、産学官連携推進事業としても位置付けられる、パンの街つくばプロジェクトが発足し、街おこしの一環としてイベントも開催! 地産地消も目指して、地元の厳選素材を活かした美味しいパンが、日々、進化を続けているのです。

実はベーカリー激戦区――そんなつくばの選りすぐりのパン屋さんをご紹介しましょう。

【1】晴れた日にはパン屋さんのある公園に行こう!「カフェ ブーランジェリー タケゾノ つくば竹園店」

▲鮮やかなブルーが目印! 公園隣接のパン屋さん

県内で人気を誇る「クーロンヌ」が運営するカフェ&ベーカリー。公園と一体開発されたマンションの敷地内にあり、お店の前にはテラス席、その先には竹園西広場公園(隣接)が広がります。開放的な芝生に向かえば、『もう家まで待てない、ここでいただきましょう』、そんな気分に誘われます。お天気の良い日は、実際、そんな楽し気な仲良しご家族がいっぱい。焼きたてパンと、思いきり駆けっこできる芝生と。子どもたちにも楽しい食事&遊びタイム!駐車場も10台分用意されているとのことなので、ぜひ、誘い合わせて出かけましょう。

フードメニューは、つくば鶏を使った「つくばチキン」や、店内で焼き上がる「PIZZA マルゲリータ」(8:30よりオーダー可能)、数量限定、シェフおすすめの「Takezono パン盛り合わせ」などが用意され、オリジナルメニューも魅力的です。ドリンクはコーヒー、紅茶からビールまでそろいます。オープンは早朝6:30から。テイクアウトして朝の食卓に焼きたてパンを、そして休日にはテラス席にてブランチを。時と場所を選んで、いろいろなスタイルで味わえますね。

▲総菜パンも豊富な種類がそろいます

「クーロンヌ」が提供するパンは、“焼き立て・揚げ立て・作り立て”を基本に、新鮮で美味しく、健康にもよいことが魅力です。ピュアな素材を選び、添加物など余計なものは使わない商品なので、小さなお子さんにも、やさしいですね。オリジナルブレンド小麦粉と自家製酵母ルヴァンを使用した無糖の食パンやバゲット、フルーツライ、そして特注の長いソーセージを使用したソーセージフランスや、自家製カレールーを使用したカレーパンなど、人気商品がたくさんあります。

カフェ ブーランジェリー タケゾノ つくば竹園店 (Café Boulangerie Takezono)

所在地/茨城県つくば市竹園1丁目13番地2

電話番号/029-846-5780

営業時間/6:30~18:00

定休日/毎週水曜日・第1火曜日(祝祭日除く。翌日振替で定休の場合あり)

【2】気軽に立ち寄れる「トナリエつくばスクエア」の中のベーカリー&カフェ「BRUNO(ブルーノ)」 

 「毎日でも食べたくなる、毎日でも行きたくなる」そんなお店づくりを目指しているというベーカリーカフェ「BRUNO(ブルーノ)」。 つくばエクスプレスつくば駅直結の大型商業施設「トナリエつくばスクエア」の中にあるので、通勤の途中に立ち寄ったり、休日のショッピングの途中で休憩したり、と気軽に入りやすいお店です。 

▲つくば駅直結の商業施設「トナリエつくばスクエア」の1階。イートインもあります

 天然酵母や素材にこだわり、フランス伝統のレトロバケットや定番のクロワッサンのほか、季節の食材を使った限定商品など、常時50種類以上の焼きたてパンを取り揃えているそう。美味しそうなパンばかりで、どれを選ぶか迷ってしまいますね。 

▲楽しい食感で人気の「塩バターパン」

 一番人気は「塩バターパン」。外側の香ばしい“サクッ”、中の柔らかい“フワッ”、そしてたっぷりのバターの“ジュワッ”、と3つの食感が楽しめると人気の定番商品です。 

▲ゴルゴンゾーラピカンテを贅沢に使った「ゴルゴンゾーラとはちみつ」

イタリア産のチーズゴルゴンゾーラピカンテを100%使用し、くるみパンに巻き込んだ「ゴルゴンゾーラとはちみつ」はお店オススメの贅沢な一品です。

ガーリックバターの香りが食欲をそそる「フレッシュトマトのパニーニ」

こちらの「フレッシュトマトのパニーニ」は、ベーコンとフレッシュトマトを挟みガーリックバターでこんがり焼き上げた、人気のパンの一つです。 

また、茨城県発祥でコロンビアに直営コーヒー農園を持つ「サザコーヒー」の豆を使用した、淹れたてのコーヒーもいただけます。

▲カフェメニューではこだわりのサザコーヒーの豆を使用

つくば駅に来たら是非立ち寄りたいお店ですね。 

ベーカリー&カフェ ブルーノ

所在地/茨城県つくば市吾妻1-6-1 トナリエ つくばスクエア

電話番号/029-879-8066

営業時間/10:00~20:00

【3】約130種類の食事パンはクオリティ×コスパ×バラエティに大満足「ブーランジェリー アンキュイ」

▲元ガソリンスタンドをリノベーションした店舗はユニークでお洒落

一流ホテルやレストランでシェフブーランジェリーを務め、コンクールで数々の受賞歴を誇るオーナーが独立後の2010年、つくばに「ブーランジェリー アンキュイ」をオープンしました。安全・安心、そして幸せを感じてもらえる「食」を届けたいと、夢を注ぎ込んだお店です。アンキュイの商品は馴染みのある食パン、菓子パン、ヨーロッパのパン、オリジナルのパンをメインに常時約130種類が用意され、求めやすい価格もうれしい限り!オーナーが願った通り、“地元で愛される”人気のパン屋となりました。

▲商品一つひとつに説明書きが添えられています

店名の「encuit」は造語で、パンそれぞれが持つ理想の“焼き加減”へのこだわりが込められているそう。水分量の微妙な違い、ミネラル量の多い瀬戸塩の使用など、オーナーのパン作りへの様々なこだわりが伝わってきます。人気商品はクロワッサン。外側はカリカリ、サクサク、中はしっとり、少しもっちり。発酵バターの風味が口中に広がります。改良に改良を重ねたという逸品は、朝9時から2時間おきに1日約7~8回焼き上がります。ぜひ焼きたてのクロワッサンをカフェオレと一緒にご賞味ください。

食パン、バケットなどの食事パン、果物やクリームの味わい・香りを生かした菓子パン、ベーグル・フランスパンをベースにしたバラエティ豊かなサンドウィッチ、そして上品な甘さと豊かな香りの焼き菓子と、店内には多種多様なパンが並び、選ぶのに悩みます。中には「ケロッちゃ」というカエルの形をした可愛らしいパンもあり、お子さんに喜ばれそうです。低温長時間発酵のバゲットからケロッちゃまで、いずれもオーナーがこだわり抜いたパンは一つひとつが魅力的。リピーターが多いことにもうなづけます。

ブーランジェリー アンキュイ (Boulangerie encuit)

所在地/茨城県つくば市稲荷前33-1

電話番号/029-879-7258

【4】週2日だけオープンする国産小麦と天然酵母のパン屋さん「くすもとベーカリー」

▲住宅兼店舗は長閑なに田園風景に溶け込む一軒家

木の温もりに包まれた片流れ屋根が印象的な「くすもとベーカリー」。水曜日と土曜日だけの営業日を多くの人が待ちわびる、地元住民に愛されるパン屋さんです。そのパンの美味しさは口コミで広がり、支持層も拡大中。お店の一軒家をかたどった手作り風看板やウッディなテラス、そして焼きたてパンのやさしい香りに包まれれば、誰もがほっこりした気持ちになれそうです。

商品の特徴は、『低温発酵でじっくり熟成させた味わい深いパン』。素材選びやパン作りには、強いこだわりが感じられます。

▲素材と製法にこだわった深い味わいの食パン
▲人気のメロンパン。季節限定の抹茶メロンパンなどもあります(※限定商品は予告なく販売終了となる可能性があります。ご了承ください)

「くすもとベーカリー」のパンは、ホシノ天然酵母と国産小麦を使い、じっくり熟成させた生地本来の味わい深さが魅力です。もっちりした食感と小麦の風味に包まれた山食パンや丸パン、弾力のあるベーグル、外はカリっと、中はしっとりしたメロンパン、お昼に向けて焼き上がる総菜パンなど、メニューは豊富。そして、あんパンには十勝産小豆といったように、使用素材を添えて提供されています。そうした心遣いで、安心感が与えられ、美味しさもひとしおですね。

夫の転勤でつくばに引っ越したオーナーは、パン好きが高じて、“食べる”から“作る”を追究し始めたといいます。県外からの移住者も多い「研究学園都市・つくば」は、パンを作り続けるという夢を叶えてくれた街。営業はわずか週2日のみの限定ですが、オーナーが手間暇かけて作る安心・安全のパンは味わう価値がありますよ。

くすもとベーカリー

所在地/茨城県 つくば市小野崎1665

電話番号/029-852-8368

営業時間/水曜日9:00~17:00、土曜日11:00~17:00のみ ※週2日の営業

【5】週替わりでさまざまな種類のサンドイッチが楽しめる「サンドイッチ専門店 RocketBase」

最後につくばならではのサイエンスに因んだサンドイッチ専門店をご紹介します。

つくばエキスポセンターのカフェスペースにあった「ほしまるカフェ」が、4月15日に「サンドイッチ専門店RocketBase」として生まれ変わりました。

パン作りで茨城県の魅力を発信している『La Maison du Pain KURIHARA(ラ・メゾン・デュ・パン・クリハラ)』からは食パンを、県内の契約農家からは野菜を取り寄せるなど、食材にもこだわり、週替わりで8〜12種類程度のサンドイッチを提供しているそうです。

▲ボリュームタップリの「BLTシーザーサンド」

さまざまな人が一緒に食事を楽しめるように、ヴィーガンメニューやキッズメニューもあります。また、エキスポセンター内のカフェであることから宇宙食を使ったメニューもあるとのこと。他ではなかなか食べられない、まさに科学が身近にあるつくばならではのメニューですね。

▲サンドイッチ3種と無添加ミートボール、野菜、フルーツなどが入ったお子様セット

お店はエキスポセンター内にありますが入館料なしで利用できるので、エキスポセンターを訪れた方だけでなく、それ以外の方も気軽に訪れることができます。エキスポセンターの屋外展示場のロケットや揺らぎ石などを見ながら、カフェの店内でいただくのも良いですが、テイクアウトしてすぐそばの「つくば中央公園」でピクニックを楽しむのもおすすめ。

週替わりで色々な味が選べるのでランチタイムが楽しみになりますね。

サンドイッチ専門店 RocketBase

所在地/茨城県つくば市吾妻2-9(つくばエキスポセンターカフェスペース)※入館料なしで利用可能

営業時間/土日祝日限定 午前11時〜午後5時 ※小学校長期休み期間は毎日営業

【6】編集後記

本当の美味しさを知る住民と地元の豊かな農産物が育んだ「つくばのパン屋さん」。各店のご紹介を通して、オーナーのパンに寄せる並々ならぬ愛情と商品のクオリティ、そして各店に秘められた出店ストーリーや、パンを介した人と人との緩やかなつながりも感じられました。『美味しいパン屋さんのある街』が住まい選びの条件、と言った知人がいましたが、まさに、つくばはぴったりの街かも。ご紹介したお店以外にも、まだまだ人気店はいっぱいです。ぜひ、ご自分のご贔屓店を探してみてください。

ライター 藤井涼子

※本記事は2023年05月15日時点の情報です。掲載情報が現在と異なる場合がありますので、必ずご確認ください。

駅近なのに心地よい大規模公園がいっぱい!つくば駅最寄りのおすすめ公園5選!

1960年代から開発が始まった筑波研究学園都市。1985(昭和60)年には国際科学技術博覧会(つくば万博)が開かれ、2005(平成17)年につくばエクスプレスが開通。東京都心へのアクセスが向上した『科学の街』は、ベッドタウンとしても注目を集めるようになりました。

▲車道も広々としたつくば駅前。つくばエキスポセンターのロケットがシンボルの街

国策で進んだ開発は都市設計がゆったりとしており、公園や道路が広々、車利用も快適。地盤が安定した平坦地は行き来に便利で、さらには自然が身近です。この景色と、学生や外国人研究者の多さがアカデミックな街の趣を担い、宇宙やロボットといった科学の夢のワードが行き来する。のびのびとした研究学園都市は、あらためてみると新時代の暮らし方を先取りしていたようです。

▲洞峰公園の多目的フィールドは地元ファミリーの憩いの場

緑豊かな公園が多く、気軽に自然に親しめるつくば。少し足を延ばせば、筑波山でのハイキングも。ペデストリアンデッキが整備された駅周辺(都心部)は、さまざまな商業施設や文化施設が集積しているので普段の生活やちょっとしたお出かけにも便利です。“行きたくなる場所”の選択肢に囲まれた魅力の筑波研究学園都市で、今回は『つくば駅約1㎞圏の公園』をピックアップしてみました!

【1】つくば中心都市部に広がる「中央公園」。思い思いにのんびり楽しむ風景は海外の趣

▲池の向こう側にはエキスポセンターのロケットが見える
▲芝生広場

TXつくば駅の目の前に広がる「中央公園」は約3.8haもの広さを誇り、水の広場や芝生公園など、緑に包まれ憩いの空間が広がっています。噴水前で読書をしたり、広場でのんびりしたり。都市部らしくどこかおしゃれで、インテリジェンスな公園には、体を動かす人、ピクニックや読書を楽しむ人、毎日の散歩コースにしている人などが集い、思い思いに楽しんでいます。

▲公園入口、科学者のモニュメントが並ぶ「未来への道」

噴水がダイナミックに噴き上がり、大人も子どもも満喫できる美景スポットですが、公園内には、つくば市民ギャラリー、さくら民家園などもあり、夏場は徒歩池(水遊び場)がオープン。子どもは皆大好き!な水遊びを楽しむこともできます(未就学児の利用は、保護者の同伴が必要)。

【中央公園】

所在地/茨城県つくば市吾妻2-7-5

【2】まわりはイベントホール!コーヒー片手に寄り道も心地よい「大清水公園」

▲公園の南側にある多目的施設、つくばカピオ
▲つくばカピオにはダンス・演劇に適したホールからアリーナ(体育館)も備わる
▲北側の音楽ホール、ノバホール

つくばカピオでスポーツ観戦、ノバホールでリサイタル鑑賞。東側の複合施設ヨークタウン つくば竹園ではスーパーのヨークベニマルでお買い物やJOYFITでフィットネス。「大清水公園」は多彩なスポットに囲まれており、イベントやショッピングの行き帰り、コーヒー片手にホッと一息、そんな時間がぴったりの公園です。

▲石のモニュメントは噴水跡のようですが、現在はきれいな芝生となっています

大きな芝生広場が特徴となっており、文化施設の集積する周辺環境との調和で、とても都会的な印象です。便利な場所にトイレはありますが、遊具や木陰が少ない印象ですので、日差しの強い日は、ちょっとした休憩程度の利用がオススメです。

【大清水公園】

所在地/茨城県つくば市竹園1-5-2

【3】つくば公園通りに接した地元住民の憩いの場、「竹園公園」

▲竹園公園の一辺はつくば公園通りにかかっています。ジョギングにもぴったり

つくば市の公園はどこものびのびと広い印象ですが、この「竹園公園」は広さだけでなく立木の多さが目をひきます。イチョウやモミジなど色づく木々も多いので四季が色濃く感じられ、隣接したつくば国際会議場やホテルの借景にもなっているようです。

▲立木が豊富なので季節ごとの様子を楽しめます

光る若葉、木陰の散歩、踏み締める落ち葉。起伏のある芝山や散策路は愛犬とも楽しく散歩できます。ゆったりとした散歩が楽しい公園で、隣に児童館があるので子ども連れもよく利用しています。

【竹園公園】

所在地/茨城県つくば市竹園2-19-1

【4】電車、バスなど車両好きのキッズから熱い視線を浴びる「さくら交通公園」

▲自転車の練習だけじゃない!みどころ満載のさくら交通公園
▲レンガ造りの建物はオランダのアムステルダム駅舎をモデルにしているのだそう
▲蒸気機関車の名作「D-51」は子どもに人気!

「さくら交通公園」の一番の見ものは、何と言っても蒸気機関車の名作「D-51」の実物。オランダのアムステルダム駅舎をアレンジしたレンガ造りの駅がクラシカルな雰囲気を漂わせます。公園内には高木が茂り、木陰はさわやか。ベンチや広場でランチを楽しむ家族もいます。

▲信号機もあるので交通ルールを学べます

足踏み式ゴーカートや自転車のレンタル(ゴーカート100円/1h、自転車50円/1h)があります。信号機や標識の設置してある模擬道路があり、遊びながら交通ルールを覚えられるので、そろそろ自転車デビューをさせたいと考えている家族にピッタリ。もちろん自分の自転車を持ち込むことも可能です。自転車などに乗れない小さな子どもも、滑り台やブランコ、砂場などがあるので楽しめます。

【さくら交通公園】

所在地/茨城県つくば市吾妻4-3-3

【5】高さ45メートルの展望塔からつくばを360度見晴らす!「松見公園」

▲松見公園のシンボル「展望塔」はエレベーターで一挙に頂上へ!(12歳以上100円/6歳以上12歳未満50円)
▲展望塔横にはレストハウスも備わる。池を眺めながらゆっくり休憩も

「松見公園」はつくば駅の北側、中央公園のさらに先にある大規模公園です。高さ45メートルにもおよぶ展望塔は、地元では「せんぬきタワー」と呼ばれているそう。展望塔からは、筑波研究学園都市から筑波山まで見晴らす、ダイナミックなパノラマビューが楽しめます。松見公園は、日本庭園の美しさを味わえる回遊式の公園になっており、池にいる鯉に餌付けもできます。広大な敷地に様々な木々や花々が楽しめる美しい公園ですが、中でも名物なのが「しだれ梅」。圧巻の景観に、思わずカメラのシャッターを切りたくなりますよ。

(展望塔・鯉の餌代は有料です)

【松見公園】

所在地/茨城県つくば市天久保1‐4

【6】番外編!トナリエつくばスクエアの西側に位置する「ろくまる公園」がリニューアル

▲リニューアル前のろくまる公園。歳月を重ねた高木は貴重です

つくば駅ペデストリアンデッキの先、吾妻一丁目国家公務員宿舎跡地(ろくまる街区)では、2023(令和5)年4月現在、分譲マンションの建設が進められています。この建設に合わせて、街区内の「ろくまる公園」がリニューアル!つくば市とつくばまちなかデザインとの官民協働プロジェクトとなっています。

敷地内に根ざしたおよそ46本の樹木を保護。 森林保全団体「more trees」をパートナーに森の再生に努めており、秋には落ち葉拾いが楽しめる、これまでの歳月を重ねた姿と、都会的な環境の融合は今から楽しみですね。豊かな環境を次の世代まで受け継ぎ、またひとつ、つくば都心部がドレスアップされます。

【ろくまる公園】

所在地/茨城県つくば市吾妻1-4-1

他にもつくば駅周辺には公園がたくさん!家の近くにお気に入りを見つけてみよう。

【7】編集後記

今回ご紹介した公園はごく一部のみですが、つくばには他にも大小さまざまな公園があります。休日やちょっとした気分転換の散策などに、色々な公園を訪れてみてはいかがでしょうか。

ライター 春田加奈

※本記事は2023年04月26日時点の情報です。掲載情報が現在と異なる場合がありますので、必ずご確認ください。