つくば駅で気軽に学べるサイエンススポットを紹介

小さな頃から科学に触れ、自分で学ぶ力を養うSTEM教育が注目を集めています。日本最大の研究学園都市・つくばには、サイエンスの不思議や楽しさがいっぱい!さまざまな体験型施設が点在しています。大人が楽しめるのはもちろん、子どもの「どうして?」や「なるほど!」を引き出す、知識と感性を育みましょう!街には「つくばサイエンスツアーバス」が運行中(土日祝日に運行。中学生以上:500円、小学生:250円、幼児:無料)。今回は、このサイエンスツアーでめぐる見学施設をご紹介します!

【1】見て、触って、楽しく学べる「つくばエキスポセンター」

▲日本で一番、宇宙が身近な街つくばのランドマーク
▲2階展示場では、大人には「科学がひらく明るい未来」を、子どもには「科学の面白さ」を感じられる展示が多数!

「つくばエキスポセンター」は、見て、触って、楽しく学べる科学館です。科学・技術に関する体験型の展示物や、大型のプラネタリウムがあり、子どもから大人まで楽しめるスポットです。

夏休みの宿題のためだけに訪れるなんてもったいない面白さが満載!「なぜ?」「どうして?」の疑問には、展示解説スタッフがいるので気軽に声を掛けて質問してみてはいかがでしょうか。

▲プラネタリウム(提供写真)

「国際科学技術博覧会(科学万博-つくば’85)」を記念する恒久的施設として建設。屋外展示場にはシンボル展示である高さ50m・白とオレンジの迫力ある「H-IIロケット実物大模型」や、重さ50tもある石が人の力でゆらゆら動く「ゆるぎ石」などスケールの大きな展示物があります。つくば市中央公園に隣接、駅前からの景色で、ロケット模型を眺めることもできます!

【つくばエキスポセンター】

所在地/茨城県つくば市吾妻2-9

電話番号/029-858-1100

開館時間/9:50~17:00(最終入館は16:30)

休館日/毎週月曜日(祝日の場合は翌平日休)、年末年始、その他臨時休館あり

入館券(展示場のみ)/4歳~高校生:250円、18歳以上:500円、3歳以下無料

プラネタリウム券(展示場+プラネタリウム)/4歳~高校生:500円、18歳以上:1000円、3歳以下無料

【2】美しいもの、希少なものはクセになる。「筑波実験植物園」

▲世界の生態区ごとに分かれた3種類の温室「サバンナ温室」「熱帯雨林温室」「水生植物温室」(画像提供:国立科学博物館)

国立科学博物館が植物の研究を推進するために設置した施設。約14ヘクタールという広大な敷地には、なんと7000種類を超える植物が植栽され、そのなかの3000種類を見ることができる植物園です。植生ごとにわかりやすく分かれている園内は、ゆっくり落ち着いて見て回ることができます。

▲サバンナ温室内の様子。ここでは年間降雨量が少なく乾季と雨季がはっきりしている地域の植物が見られる(画像提供:国立科学博物館)
▲水生植物区とつくばね橋。水生植物区には「低地の湿地」や「山間の湿地」など環境ごとに分かれ、それぞれの環境に適応した水生植物が植栽されている(画像提供:国立科学博物館)

常設展示はもちろん、季節のお花の見頃に合わせた企画展もたくさんあります。

▲筑波実験植物園の公式HPではショクダイオオコンニャクの開花までを観察する「コンニャク日記」を公開(筑波実験植物園公式HPより)

展示してある希少な植物でいえば、世界最大級の「花」といわれるショクダイオオコンニャク。世界でも開花がまれで、しかも咲いて2日目には閉じ始めることから、花を見るチャンスはめったにありません。成長を気長に待つ、なんて思わぬ趣味が広がるかもしれません。

【筑波実験植物園】

所在地/茨城県つくば市天久保4-1-1

電話番号/ (代表)029-851-5159

開園時間/9:00~16:30(入園は16:00まで)※企画展等の場合は延長することがあります。

休園日/毎週月曜日(祝日の場合は開園)、祝日・休日の翌日(土曜・日曜日の場合は開園)、年末年始(12月28日~1月4日)、その他臨時開園あり

入園料/一般・大学生:320円、65歳以上の方および高校生以下無料

【3】無料だけど、その見応えに大満足!「地質標本館」

「地質標本館」は国内最大級の地球科学専門の総合博物館です。鉱物や化石、岩石の標本がいっぱい。日本と世界の地質、地震、火山、資源などを表わした模型などをつかって、研究成果が展示してあります。これらを通じて、地球の歴史や動き、そして自然の恵みと怖さの一端を知ることができます。

▲鉱物や化石などの標本が展示されている

見回せば石、石、石。地球の自然が生み出したさまざまな石の模様の美しさに目を奪われます。無料なのがありがたい本格的な施設です!

【地質標本館-産業技術総合研究所 地質調査総合センター】

所在地/茨城県つくば市東1-1-1

電話番号/ 029-861-3750

開館時間/9:30~16:30

休館日/毎週月曜日(月曜日が休祝日の場合は翌平日)、年末年始

入館料/無料

【4】産業技術のショールーム「サイエンス・スクエア つくば」

▲サイエンス・スクエア つくば(©国立研究開発法人産業技術総合研究所)
▲産総研の膨大な研究成果から選びぬいたテーマを年代ごとのリストで展示(©国立研究開発法人産業技術総合研究所)

「地質標本館」と同じ産総研の中にある「サイエンス・スクエア つくば」は、産総研の研究と成果をわかりやすく紹介している「産業技術のショールーム」です。筋肉に流れる電気を捉えるキンデンセンサーや進化を続ける研究用ロボット、普段当たり前に思っていた現象に“気付き”をくれるWonder of Scienceブースをはじめ、環境から人間工学、産総研の最新研究成果を、実際の試作品や解説画像などをまじえてわかりやすく紹介したInnovation Zoneブースなど、3つの展示ゾーンを見学することができます。

▲筋肉の不思議についてなど解説(©国立研究開発法人産業技術総合研究所)
▲アザラシ型ロボットのパロは子どもに人気(©国立研究開発法人産業技術総合研究所)

科学好きな方に満喫していただけるのはもちろん、まだまだ科学に触れたことが少ない子どもでも、科学に親しめるイベントも企画されています。ぜひ参加してみてはいかがでしょうか!

【サイエンス・スクエア つくば】

所在地/茨城県つくば市東1-1-1

電話番号/ 029-862-6215

開館時間/9:30~17:00

休館日/毎週月曜日(祝日の場合は翌平日)、年末年始、その他臨時休館あり

入館料/無料

【5】飛行機目当ても、古地図目当ても行ってみよう!「地図と測量の科学館」

▲科学館入口

「地図と測量の科学館」は学園西大通り沿いの、国土地理院にあります。地図や測量に関する歴史、原理や仕組み、新しい技術などを総合的に展示して、私たちの生活にかかせない地図や測量の役割を、誰もが楽しみながら体感できる施設です。赤青メガネをかけてみると山が飛び出ているように見える3D地図や、PC操作で遊べるちずパズルは、地図を覚える世代の小学生にオススメ。

屋外の地球広場に展示されている「くにかぜ」は地図作りに活躍した測量用航空機。科学技術週間には、機内公開のイベントもあり、子どもはもちろん、大人もつい興奮してしまいそうです!常設の古地図コーナーも、歴史と照らし合わせてとっても興味深い貴重な資料が揃っています。

【国土交通省国土地理院 地図と測量の科学館】

所在地/茨城県つくば市北郷1

電話番号/029-864-1872

開館時間/9:30~16:00

休館日/毎週月曜日(祝日の時は順次翌日)、年末年始

入館料/無料

【6】番外編!アクティブラーニングスクール「KODOキッズステーションBiViつくば教室」

身近に「サイエンス」があるつくばには、子ども向けのサイエンス教室も複数あります。その中からつくば駅近のサイエンススクールをご紹介します。

▲つくば駅ペデストリアンデッキに直結

KODOキッズステーションでは、『答えを「教える」のではなく、答えを「考える力」を育む』という観点の下、今後の社会経済発展に必要不可欠な『STEAM(スチーム)』(=Science科学、Technologyテクノロジー、Engineering工学、Art芸術、Mathematics数学)の分野に触れながら、『言語力』(適切な言葉で話し・表現する力)向上の視点を加え、「能動的に問題を発見し、解決する力」を育む『アクティブラーニング』を実践するための様々な学習支援プログラムを提供しています。

教育用レゴ®ブロックを使用した講座や、ロボット、プログラミングといった教育プログラムがあり、ロボットの大会では全国3位に入賞!昨年は全国優勝を果たしており、過去には世界大会まで出場した経験もあります。『小さなうちから色々なことに興味を持ってほしい』『自分で物事を考えられる子に育ってほしい』と思うご家庭に注目され、3歳から高校生まで幅広い年代の子どもたちが学んでいます。幼少期からアクティブラーニングを習慣化させて、将来を生き抜く力を育ててあげたいですね。

【 KODOキッズステーションBiViつくば教室】

所在地/茨城県つくば市吾妻1-8-10 BiViつくば2F(4Fにも教室あり)

電話番号/029-846-0505

【7】編集後記

いかがだったでしょうか。今回ご紹介した施設はつくばにあるサイエンス施設の一部ですが、大人でも十分に楽しめるものばかりです。他にもさまざまなワクワクする施設がたくさんありますので、ぜひ訪れてみてください。

ライター 春田加奈

※本記事は2023年04月26日時点の情報です。掲載情報が現在と異なる場合がありますので、必ずご確認ください。

「小中一貫教育」が魅力、つくば駅最寄りのマンションから通える学校をご紹介!

「教育日本一」を掲げるつくば市。学力水準は全国トップレベルともいわれています。2012(平成24)年度から市内全域の市立小中学校で「小中一貫教育」がスタート。全中学校区ごとに学園名がつけられました。併せて独自の次世代型カリキュラム「つくばスタイル科」を導入し、

①In(課題発見)

②About(情報収集、交流、協働)

③For(提案・発信)

の3つで構成した学習プロセス「発信型プロジェクト学習」を行っています。移住してでも通わせたい!と、“学びの環境”を重視するご家族の熱い視線を浴びるエリアです。今回はその中から、つくば駅の最寄りのマンションに暮らした際に、お子様を通わせられる3つの学校についてご紹介します。

【1】国際色豊かな学校教育を実践する「竹園学園つくば市立竹園東小学校」

▲つくば市立竹園東小学校(徒歩7~10分・約560~740m※つくばウェルビーイングプロジェクトより)
▲つくば市立竹園東中学校(徒歩8~10分・約590~770m※つくばウェルビーイングプロジェクトより)

つくば駅南側、研究者などが多く居住する住宅街「竹園」は生徒の高い学力が評価されるエリアです。竹園西小学校・竹園東小学校・竹園東中学校の3校で「竹園学園」を構成し、小中一貫教育に力を入れています。

ICT導入も早く、「竹園東小学校」は日本で初めて教育にコンピューターを取り入れた小学校なのだそう。電子黒板やハイスピードカメラ、ネットワークコンテンツなどを全学年での学習に活用しているそうで、「竹園東小学校」は先進的教育用ネットワークモデル地域事業の指定校にもなっています。

【竹園学園つくば市立竹園東小学校】

所在地/茨城県つくば市竹園3-13

電話番号/029-851-2032

▶「竹園学園つくば市立竹園東小学校」に通える〈つくばウェルビーイングプロジェクト〉を知りたい方は「SUUMOネット・物件情報へ」

【2】筑波研究学園都市の中心に位置する「吾妻学園つくば市立吾妻小学校」

▲つくば市立吾妻小学校(徒歩7分~8分※TSUKUBA TERRACE・ルネつくばローレルコート/徒歩6~7分※メイツつくばより)

つくば駅のほど近く、つくば市中央公園に面した「吾妻学園つくば市立吾妻小学校」。同学園では、「つくばスタイル科」と並行して、教科学習においても「つくば次世代型スキル」を育成しています。各教科では小・中9年間の系統性に着目し、教科共通の重点スキルとして、国語、社会、算数・数学、理科、生活科、外国語活動・英語では「言語力」、その他の教科では「協働力」を設定し、それらの育成のための具体的なテーマや手立てを決めて、授業で実践しています。知的な関心・意欲が高い一方で、自分の考えを論理的に説明したり、他者の考えを受容して自分の考えを深めたりすることへの課題に重点を置いています。また市内の学校のなかでも、特に外国人のお子さんが多く在席する小学校でもあると言われています。

【吾妻学園つくば市立吾妻小学校】

所在地/茨城県つくば市吾妻2-16

電話番号/029-851-7101

▶「吾妻学園つくば市立吾妻小学校」へ通える〈TSUKUBA TERRACE(つくばテラス)/ルネつくばローレルコート〉を知りたい方は「SUUMOネット・物件情報へ」

「吾妻学園つくば市立吾妻小学校」へ通える〈メイツつくば〉を知りたい方は「SUUMOネット・物件情報へ」

【3】最先端の教育実践が試行される「つくば市立春日学園義務教育学校」

▲つくば市立春日学園義務教育学校(徒歩8分・約610m※ハイムスイートつくば春日・サブエントランスより)

義務教育学校は学校教育法の改正により2016年に新設された学校教育制度です。9年間の課程を一体化させており、小学校段階からの教科担任制などが大きな特徴。プレゼンテーション能力の育成に力を入れています。

第26回茨城県建築文化賞土木部長賞を受賞した校舎で、「研究学園都市との連携も可能な教育環境」 「環境共生を体験しながら学べるエコスクール」「沿線のまちづくりを先導する地域交流拠点」 が設計コンセプト。質の高い学習環境を創出するため、小中の特別教室を複合した教科メディアスペースを設置したほか、エコスクールとして太陽熱温水器や太陽光発電、雨水利用、地中熱利用(クール&ヒートチューブ)、燃料電池などを採用して います。つくば市内初の施設一体型小中一貫校です。

【つくば市立春日学園義務教育学校】

所在地/茨城県つくば市春日2-47

電話番号/029-856-3110

※「つくば市立春日学園義務教育学校」へ通える〈ハイムスイートつくば春日〉は完売いたしました

【4】編集後記

いかがだったでしょうか。3つの学校それぞれの特徴がありますが、つくば市全体で特に教育に力を入れている様子が伝わってきます。また、世界有数の研究機関が集まるつくばだからこそ、外国人の研究者や留学生も多く居住されています。そのため、つくば駅周辺の学校は外国人の子どもも多く、小さい頃から国際的な交流ができることも魅力。実際その教育環境に惹かれて都内から移住するファミリーも多数いらっしゃいます。この街で育つ子どもたちの将来が楽しみですね。

ライター 春田加奈

※本記事は2023年04月26日時点の情報です。掲載情報が現在と異なる場合がありますので、必ずご確認ください。